少しづつ寒くなってきましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか？

新作出来上がりました！！！どうですか！！
綺麗でしょ？そうなんです。綺麗なんです。(笑)
滑らかな手触り。この滑らかさは東浜自慢の糸を使っていること、そして何より職人さんの平らに切りそろえる技術あってこそなのです。

赤穂緞通はハサミで切り揃えるのに一番時間と技術が必要です。
一部分だけ短くなってしまうと、もちろん全体も同じように短く切り揃えないと綺麗には見えません。
そして短くなりすぎると、滑らかさは表現できない。。。一度切るともちろん長く伸び生えてくれることはありません。
この微妙な長さを均一に保ちながら約400段という果てしない長さを進めていくのは神経を要します。この大事な工程を丁寧に仕上げていただいたのは、宮本理恵さん、松本吉子さん。
お二人で息を合わせること、鋏の入れ方を揃えることは一人で製作するより細かな配慮が必要です。

お客様から「触るとシルクのような心地で気持ちがいい」と感想もいただいております。
この一枚がお二人で作る最後の作品となります。是非お二人の集大成をご覧いただき、実際に手触りを確かめていただきたいと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。