赤穂緞通で使われる糸は綿100パーセント。
特に弊社では糸にこだわり、使用している糸は綿糸の中でも最高級綿コーマのブランド糸。
この糸は綿の未熟部分を取り除いているので、染色する前の糸の白さと、とろけそうなやわらかさは、皮膚に優しく、うっとりするような触り心地。その肌触りと同時に強度も十分にあり、光沢もあるので光が反射した時、作品をより美しく演出します。
昔の赤穂緞通は「落綿」という下位ランクの糸を使っていたそうです。安価で手に入り、赤穂緞通の工程を考えると織り易く、それは一枚でも効率よく作るための知恵だったようです。
弊社にも祖母や、塩田主をされていた方から譲り受けたもの、京都で購入したものなど方々から手に入れた古い緞通がありますが、状態が良いものでも、固くガサガサとしています。
弊社で使う糸は落綿と比べると、正直なところ、織り手にとって扱いにくいものです。それでも品質の良いものが出来上がる理由は、そこに確かな職人の腕と、お客様により良い品質のものをお届けしたいという気持ちがあるからです。
是非手に取って触り心地を比べていただけたらと思います。
「ギャラリー東浜」の一室をレッスンスタジオに、海外で活動していた講師が、マンツーマンでレッスンを行っています。トランペットは初めてという方、楽譜が読めない方も大歓迎です!希望があれば、英語でのレッスンも可能です。